こんにちは。
金曜日の夜、私が出演する「千と千尋の神隠し」が金曜ロードショーで
放映されました(笑)
今回も視聴率が高かったのでしょうか?
私も、何回目か?視聴しました。
今日は、そこから得た着想をおしゃべりしてみたいと思います。
保育や子育てに関係なさそうで、案外ある話です。
10年以上前に学生から
「湯婆婆の周りを転がる緑色の顔に似ている」と言われ、
それ以来他人とは思えずに生活している私です。
*なので出演していると表現しました。本当はしていません(笑)
今回も、あの存在に癒されたわけですが、
あれはそもそも、作品の中ではどういう存在なのでしょうかね?
私にはよくわかりませんが、
ネットには千と千尋の解説?深読み?妄想?の類がたくさんあります。
そして、緑のあいつ(実は「かしら」という名前があります)に関してもありました。
千と千尋の神隠し
は話の辻褄をあえて合わせていない部分があるのではないか?
と私としては考えています。
つまり、どこか夢の中の話的な感じで、
現実世界の中で、論理で生きている私たちにはしっくりこないように作っている。
のかもしれない。
「カオナシ」とか「ハク」がどういう存在かわからない。
と人々は言う。
「別にわからなくても良いだろう」
「君たちはそんなにこの世界のことをわかっているのか?」
とインタビューでも宮崎氏が言っている通りです。
つい、千と千尋論に入りかけましたが…
とにかく、こういうことを考えているのは楽しいですね。
何かを大好きになり、ハマってそのことばかり考えているというのは
人生を明るく、楽しい場所にしてくれます。
皆さんは、何にハマっていますか?
うちの娘は「推し活」というのをしています。
おじさんの私にはくだらないと思えるようなことだったりするわけですが、
その人にとっては死活的に大事だったりする。
先日お茶をした学生時代の友人(つまり、50代ということです)も
推し活がどれだけ人生に潤いを与えてくれるか
を私に力説していました。
よく考えたら、私も研究とか教育にハマっているわけでして、
いわば「ハマっている」という括りで言うなら同じなわけです。
そう思うと、エネルギーが全開するような何かに出会えるっていうのは
本当に幸せなことです。
ベルグソンのエラン・ヴィトールという概念のことは
ここでもご紹介していますが、年々その大切さを実感している私としては、
推し活だろうが、とにかくエネルギーいっぱいに生きることができる
ことが何よりも大切だろうと感じるのです。
なんでも良いから、
何かにハマってみること。
それが仕事になるようであれば、それは最高かもしれないですが、
別に趣味でも良いのでしょう。
できることなら、その価値を生み出しているのが自分である方が
より価値があるのかもしれないですけどね。
皆さんは何にハマっていますか?