今年も「保育のみかた」に寄り添ってくださり、
本当にありがとうございました。
この一年、みなさんが日々の保育の中で感じた葛藤や、
ふとした瞬間の喜びをここで共有してくださったこと、
一つひとつの言葉に心から感謝しています。
保育の現場は、いつも「何かをしなければならない(Do)」
という要求に溢れています。
子どもに伝わらずに立ち止まった日、
自分の力不足を感じて悔しかった日……。
でも、ちょっと思い出してみてください。
あなたが子どものそばで、
ただ静かにその子の世界を見守っていた時間を。
保育は、勝敗や正解を競う技術ではありません。
子どもが安心して環境に心を開けるよう、
そこに「在る(Be)」という尊い営みです。
あなたがそこに居て、子どもの「今」を共に過ごした。
その事実だけで、誰かの安心はしっかりと支えられてきました。
来年も、このサイトは共に問い、
共に感じ合える場でありたいと願っています。
ここでの対話が、あなたの明日の保育を、
少しだけ軽やかにする風になりますように。
新しい年が、みなさんにとって穏やかで、
豊かな時間になることを心より願っています。
どうぞ、良いお年をお迎えください。