「ちょっと嫌なあの人」を理解する方法

 

 

おはようございます☀️

新年度になって数日経ちましたね。

と言っても、お仕事は1日だけかもしれませんが…

実質は今日からという感じでしょうか?

 

新しく同僚になった先生、

新任の先生などとの出会いもあったのではないでしょうか?

その中には期待ができる人、

ちょっとクセがありそうな人、

何かウマが合いそうな予感がある人、

いろんな人がいるかもしれません。

まして、いまは大人だけの世界なので、

難しさが際立ったりして…

 

まぁ、ポジティブな印象を持った人に関しては

特別問題があるわけではないですが、

困るのはいきなりネガティブな印象を持ってしまった人への対応ですかね?

 

新しく来た園長先生、なんか保守的なんだけど、

新しいことできるかな?

この新人くん、なんか鈍臭いんだけど、大丈夫かな?

 

みたいな場合ってあると思うんです。

そんな時、まずはその人の評価をするのを一旦脇に置いといて、

その人のこれまでの人生を聞くことから始めてみませんか?

 

達成感を感じた出来事?

苦労をしたなぁと思うこと。

好きなこと、好きじゃないこと。

学生時代の思い出。

印象に残っている園児。

 

話の流れ次第で、何でも良いと思います。

大事なのは、その人の周辺環境を把握していくこと。

私たちは「環境」(まわり)の生き物です。

 

このサイトを日頃ご覧いただいている方は大丈夫だと思いますが、

ここでの環境とかはエコとかの環境とは違っていて、

私たちの「まわり」とか「外的世界」のことを指しています。

物的なものも、文化的なものも、人間関係も、

私たちが生きている「環境」です。

そして、私たちは環境に適応しながら生きているわけです。

 

ネガティブな印象を持ったその人の振る舞いを、

私たちはその人の内的世界を反映していると考えてしまいがちです。

原因を内面に求めてしまう。

だけど、もしかしたら、その行動は環境への適応をしようとする

その人なりの工夫なのかもしれません。

 

同じ環境にいても、人によって見え方・感じ方はマチマチです。

まずは、その人にとっての「環境」を理解することで

何かが見えてくるかもしれません。

 

マーシーからのご提案でした🤗

 

じゃ、元気にいってらっしゃい👋

 

 

 

保育者支援ネットワーク「保育のみかた」運営責任者

博士(教育学)

保育コンサルタント

園庭づくりコーディネーター

[著書]

『ワクワクドキドキ園庭づくり』(ぎょうせい)

『遊びの復権』(共著)(おうみ学術出版会)

保育者の「相互支援」と「学び合い」の場

〒524-0102 滋賀県 守山市 水保町1461-34 

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