こんにちは.
日曜日は撮り溜めてあるNHKの番組を寝っ転がって観ることが多い.
今日は9月にBS1で放送されていた世界のドキュメンタリーを鑑賞した.
『燃え尽き症候群を生むシステム』というフィンランドの番組.
その中で,保育者が生み出す価値は給与の7倍である.
一方で,ロンドンの銀行家が棄損する価値は給与の7倍であるとのこと.
これは給与が安すぎる(もしくは高すぎる)ということを反映しているのか?
生み出している価値が正確に測られていないことの反映なのか?
この番組,すごく面白くて,戦後に支配下にあった国を崩壊させるために,
どうやったら人々のやる気を無くさせるか?という資料が
ヨーロッパで配られたそうだ.
現代社会はまさにその通りになっているという.
人間の意欲というのは,外発的なことからスタートする.
では,意欲をなくすために環境をどうすればよいか?
①選択権を奪う.
②報酬(給与・福利・承認等)を少なくする.
③労働時間を長くする.
④自分の仕事が何の役に立っているかを分からなくする.
これだけあったら,ほとんどの人は辞めていくだろうね.
でも,いまの社会ってこういう感じ.
皆さんの園はいかがですか?