【雑談】やる気を奪う?

 

こんにちは.

日曜日は撮り溜めてあるNHKの番組を寝っ転がって観ることが多い.

今日は9月にBS1で放送されていた世界のドキュメンタリーを鑑賞した.

『燃え尽き症候群を生むシステム』というフィンランドの番組.

 

 

その中で,保育者が生み出す価値は給与の7倍である.

一方で,ロンドンの銀行家が棄損する価値は給与の7倍であるとのこと.

これは給与が安すぎる(もしくは高すぎる)ということを反映しているのか?

生み出している価値が正確に測られていないことの反映なのか?

この番組,すごく面白くて,戦後に支配下にあった国を崩壊させるために,

どうやったら人々のやる気を無くさせるか?という資料が

ヨーロッパで配られたそうだ.

現代社会はまさにその通りになっているという.

 

人間の意欲というのは,外発的なことからスタートする.

では,意欲をなくすために環境をどうすればよいか?

 

①選択権を奪う.

②報酬(給与・福利・承認等)を少なくする.

③労働時間を長くする.

④自分の仕事が何の役に立っているかを分からなくする.

 

これだけあったら,ほとんどの人は辞めていくだろうね.

でも,いまの社会ってこういう感じ.

皆さんの園はいかがですか?

保育者支援ネットワーク「保育のみかた」運営責任者

博士(教育学)

保育コンサルタント

園庭づくりコーディネーター

[著書]

『ワクワクドキドキ園庭づくり』(ぎょうせい)

『遊びの復権』(共著)(おうみ学術出版会)

保育者の「相互支援」と「学び合い」の場

〒524-0102 滋賀県 守山市 水保町1461-34 

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