【実践編】第3回 子どもウォッチング〜観察の魔法〜

 
こんにちは。
子どもの『生きる力』を育む親子の時間
〜心理学から学ぶ子育てのエッセンス〜
の第3回目です。
 
 
1)観察するのって面白い
YouTubeを見る時、私たちは画面に夢中になりますよね。
実は、お子さんを観察することも同じくらい面白いんです。
今日は「子どもウォッチング」の楽しみ方をお伝えします。
子どもって、本当に興味深い存在なんですよ。
 
2)観察の技法
「観察」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、
実はとても簡単です。
スマホで動画を見るように、お子さんの行動をじっと見てみるだけ。
 
例えば、お子さんがおもちゃで遊んでいる時。
何分集中しているか、
どんな顔をしているか、
どんな動きをしているか。
 
そうしているうちに、面白いことに気づきます。
「あ、この子は緑色のものが好きなんだ」
「音が出るおもちゃに特に反応する」
「一人で黙々とやるのが好きなタイプなんだ」。
 
観察には大事なポイントがあります。
それは「判断しないこと」。
「もっと集中しなさい」
「違う遊び方をしなさい」ではなく、
「へぇ、そうやって遊ぶんだ」
「そこに注目するんだ」と純粋に観察します。
 
そうしているうちに、お子さんが
どんな環境で輝くのか、
どんな時に困るのか、が見えてきます。
 
それを知ることで、
より良いサポートができるようになるのです。
 
3)今週の「やってみよう!」
今週は「3分間観察タイム」を作ってみてください。
1日1回、お子さんが何かに夢中になっている時に、
スマホを置いて3分間じっと観察してみましょう。
新しい発見をメモしておくと後々で楽しいことが起こります。
 
次回は、観察から見えてくる「子どもの個性」
について詳しくお話しします。