こんにちは.
久しぶりの子育ちコラムです.
BGM Tomonori Asakawa「おとなの休日」
時折,河合隼雄先生の『子どもと悪』を何気なく読んでいます.
その中で「ウソ」について考察されている箇所があります.
それが面白いので,少しだけご紹介します.
河合先生はウソの基本的な種類は2つではないかと書かれています.
人生を明るくするウソ
自分の利益のために用いられる虚偽
かつて日本文化の中にはウソが案外多くあり,
しかもユーモアを持って受け入れられていました.
落語や昔ばなしなどにも,結構ウソにまつわる面白い話があるものです.
例えば,まんが日本昔ばなしにある「うその名人」というのがありましたね.
これは子どもの頃に見た覚えがあります.
昔の日本はうそを楽しみにするような心がおおらかな文化だったんですよね.
確かに,しげぞうがついているどの「うそ」も秀逸ですもんね.笑える.
いつの頃からか,この社会は心が狭い感じになってしまいましたね.
なぜそうなったのでしょうか?