学びが目を開いてくれる

 

おはようございます。

みなさん、元気にGWを過ごされていますか?

 

さて、最近、Amebaで以前書いていたブログ記事を読み返しています。

11年前の記事の中から、「学び」に関する面白い内容を見つけました。

下に紹介しているので、良かったらお読みください。

 

 

これを読んでいる中には、

学びを通して成長したいと感じている方が

たくさんおられると思います。

 

そういう方は、

学んだ先に何が起こるかわからないけど、

自分は学びの中から成長するヒントを探して、

自分の頭で考えて、

現実の世界を1ミリでも良くしていこうという

マインドで(信じたことを)学んでください。

 

学びは何も保証はしてくれませんが、

世界を見る目を開かせてくれて、

学ぶ前よりも、少しでも世界を見る目を

開いてくれると私は考えています。

つまり、学ぶほどに生きることは楽しくなる。

私はそう信じています!

 

学びを通して、世界の粒度が細やかになったり、

周りが煌めいて見えたり、

人の心の機微が少し感じられたり、

お花が綺麗に見えたり、

風が心地よく感じているのだとしたら、

それは学びの成果が起こっているということ

じゃないかと私は思います。

 

 

 

 

 

『すみやもちょっと考えてみた』

2013年4月28日の記事より

https://ameblo.jp/sumiya-masashi/entry-11519719482.html?frm=theme

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今に生きる学問のすすめ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130427-00000525-san-soci&pos=1

(👆注;2024年現在は読めないようです)

という記事を読みました.

目的なしに学ぶ

ことの意義を書いています.

学ぶ側に対する話でありますが,これは真を得ている
と僕は思っています.

内田樹先生が書かれているはずですが,
学びというのは,そもそもその先に何があるかわからない
ものであるはずなんです.だからこそ学ぶのです.

しかし,今の時代は,ここにも経済合理の考え方が浸透して
しまっています.つまり,何が得られるか分からないこと
に時間を費やすのは無駄を生むかもしれないから,
良くないことという価値観が蔓延しているのです.

ちなみに,シラバスなどというシステムは,この考え方が
土台にあるんだろうと思います.

シラバスは,何を学ぶかをあらかじめ明らかにし,大学と学生が授業を
受ける契約をするというシステムです.
これには良さもあるので一概には否定できません.
しかし,根本的に「学び」という営為を理解していないシステム
だと私は思います.

だって,教員は受講生を観ながら,その理解度を感受しながら
講義を進めていくものです.
しかし,シラバスシステムは,それを無視し,あらかじめ内容証明付き
の契約をし,その通りに履行しなければ教員の評価が下がるということ.
これは「学び」という営みとはかみ合わないはずなんです.

学びの満足度を上げるなら,先生は受講生の理解度を確認しながら,
彼ら/彼女らの逃しているところを補充しつつ,
関心が向いているところを充実させるような方向修正が
常に必要なはずです.

少々話が逸れた感じですが

私が言いたいことは,すなわち,学びの根本理念とは,

意義があるかどうか分からないけど,
なんとなく意味がありそうだから一生懸命やってみよう

ということだと思うんです.

意義があるかわからないからこそ,意義あるものにしようと
いう意欲が起動する部分もあるし,そのくらいの気持ちで
学んでほしいという気もします.

 

時々,これを学んでなんになりますか?

ということを言う学生がいます.

それを決めるのは私ではなく,あなたです.

という答えを私は返します.

何になるか分からないし,不安だけど一生懸命やってみたら
いろいろと学ぶところがあったというものなのだろうと思います.

さらに考えるなら,何を学ぶかではなく,
どのように学ぶかが満足度に大きく影響するとも言えます.

就職のためにとか,将来食い扶持に困らないように
資格を取ろうというスタンスでの学びは,
満足感の高い学びには結び付きにくいように私は思うのです.

 

とはいうものの,学びという営みの質を上げるためには,
教える側に立っている人間の役割はもちろん大きいです.
学ぶ人間が積極的に学べるような環境づくりのために,
教員は真摯な努力を続けなければなりません.
もちろん「体罰」などで「学び」は起動しません.

学びを起動させるための教師の役割

これも興味深い論件ですね.

この記事を読んで,
学生たちには「学び」という言葉をめぐって,いろいろなことを
考えてもらいたいと思いました.

 

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以上、引用終わり

 

保育者支援ネットワーク「保育のみかた」運営責任者

博士(教育学)

保育コンサルタント

園庭づくりコーディネーター

[著書]

『ワクワクドキドキ園庭づくり』(ぎょうせい)

『遊びの復権』(共著)(おうみ学術出版会)

保育者の「相互支援」と「学び合い」の場

〒524-0102 滋賀県 守山市 水保町1461-34 

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