週末から読み始めた『小さな家のローラ』
おはようございます☃️
昨日も予想以上に雪が降る1日でしたね。
今年は本当によく降る。
スキー場に向かっているのかな?
と勘違いするほどの雪でした。
今日も北部の方は降るのだろうか?
前にも少しだけ触れたことがあるのですが、
安野光雅さんという画家・絵本作家をご存知ですか?
私は安野さんの作品が大好きで、
津和野(島根県)にある安野光雅美術館にも
2度ほど行ったことがあります。
淡い色彩、人をあまりはっきりと描かず、
生命が風景の中に溶け込んだ感じに描かれていて、
現代的に言うならドローンで俯瞰しているように
描くことが多い。
かといって人のことがわからないか?というと
決してそんなことはなく、
人が何をしているかははっきりとわかる。
例えば…
『旅の絵本』
この絵もパッとみたら、どこかの村を俯瞰しているだけですが、
人間の営みもしっかりと描かれつつ、
でも描いているのはやっぱり風景な気がするんです。
面白くて、ずっと見ていられる。
絵や写真って、日頃は決して止まることのない世界を
切り取って固めているじゃないですか?
その世界を
「どう切り取るか?」
ってめっちゃ大切なポイントですよね。
「世界をどう見ているか?」
って言っても良いかもしれない。
安野さんの世界の切り取り方は
人ではなく、その「場所」を切り取っている。
人はその中にいる1つのアクターと位置付けられている。
私は安野さんのこの視点が心地良いし、
好きなんですよね。
そんな安野さんの作品を実は京都で見られるということを
昨日知りました。
京都の北部なんで
我が家からは車で2時間半とちょっと遠いのですが、
これは行かないわけにはいきません。
妻はたぶん付き合ってくれないですけど、
一人でも行きます😋
その前に、
ずっと読みたいと思って手元に置いていた
『小さな家のローラ』
をようやく読み始めました。
これは『大きな森の小さな家』として
知られる作品に、
安野さんが素敵な挿絵を描き、
監訳をされた作品です。
じっくりと、ゆっくりと
ローラの世界を味わおうと思います。
今日も
明るく元気に前向きに…
行ってらっしゃい👋