新人保育者への3つのアドバイス

 

久しぶりに若手に向けたコラム。

それも、この4月から着任した新人の先生方に向けてコラムを配信しようと思う。

 

 

いまゴールデンウィークを過ごしている新人の先生に3つのヒントをお伝えする。

もしどれかできていないことがあるんだとしたら、難しいことは考えずに

まずはここに書いてあることを3ヶ月続けてみて欲しい。

*すでにやっている人はそのまま継続

 

1)自分からあいさつをする

 

園児が相手でも、保護者が相手でも、同僚の先生が相手でも、

可能な限り、自分からあいさつをすること。

それも、できるだけ笑顔でしてください。

 

2)メモを取る

 

とにかくポッケにメモを入れておいて、なんでも気づいたことをメモにとること。

保育をしている最中に感じたり、気づいたことも、

後で職員室に帰った時に、キーワードだけでもメモっとく。

で、後から忘れないように文章にしておく。

清書とかする必要はないから、とにかくそれを後から見てもわかるようにしておく。

 

3)メモを見返す

 

2)で書いたメモを、夕飯の後とか、夜寝る前とかに読み直す。

もし可能なら、明日どうすれば良いかを(赤ペンで)書き加えられたらなお良い。

 

 

こういうめんどくさいことを積み重ねられる時は新人の時くらい。

5年もしたら、めんどくさくてやれと言われても無理。

そういうフレッシュさが、あなたにある最大の能力です。

それを活かして、自分を育てる力を高めてください。

それを3ヶ月続けて自分の成長を実感できていたら、さらに3ヶ月続けてみましょう。

 

そういう小さいと思えるような積み重ねが、あなたを育てます。

1年後、あなたは今とは見違えるような能力の人材になっていると保証します。

 

頑張ってね。

保育者支援ネットワーク「保育のみかた」運営責任者

博士(教育学)

保育コンサルタント

園庭づくりコーディネーター

[著書]

『ワクワクドキドキ園庭づくり』(ぎょうせい)

『遊びの復権』(共著)(おうみ学術出版会)

保育者の「相互支援」と「学び合い」の場

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