生活のパターンを見直す

 

こんにちは。

三連休、全てに更新するという

最近では珍しい(笑)

 

 

良いことを書こうとか気張るとダメだが、

日頃考えていることを書こうとすると

案外やれるもの。

そんなことで良いのか?って感じもするが…

 

今日は「良い習慣を身につける」

という話をしたい。

 

ある程度年齢を重ねてから気づいたのだが、

若い頃は何か大きな成果をあげることだったり、

結果を出すことが大事だと考えたりしがちである。

 

でも、40を超えた頃から日々が安定し始め、

実は習慣が大切なのだということに、初めて気づいた気がする。

皆さんはどんな習慣をお持ちだろうか?

 

うちの妻は手洗いとうがいをちゃんとする人であり、

その影響を受けて、私も結婚してからそれをしないと気持ち悪い感じになった。

 

うちの長女は歯磨きをするのが習慣で、

食事が終わると必ずする。

しないと気持ち悪いそうだ。

 

こうして、習慣というのは「しないと気持ち悪い」という形で現れる

と考えられる。

 

そういう意味では、3食食べるとか、起きたら布団を畳むとか、

出かける前に食器を片付けるとか、

園に到着したらまずは鞄を自分のロッカーにしまうとか、

なんでも良いのだが、「そうしないと気持ち悪い」という感覚を

育てることが必要である。

 

それをするには近道はなく、おそらく毎日繰り返すという方法しかない。

パターンにしてしまう。

保育の場合、先生方はそういう動きができるように保育室のレイアウトを

考えているというのは当たり前にしていることだろう。

 

毎日外で遊ばないと気持ち悪いという園では、

下駄箱が園庭に面したテラスにあり、片付けが終わるや否や

すぐに外に出られるような建て付けになっている。

 

習慣とはパターンだ。

私たちは想像以上にパターンで動いている。

良いパターンをどのくらい構築するかが、

私たちの生活の質を決める重要な要素なのだ。

 

新年を機に、これまでのパターンを見直して、

ちょっとベターなパターンを構築してみてはどうだろうか?

 

保育者支援ネットワーク「保育のみかた」運営責任者

博士(教育学)

保育コンサルタント

園庭づくりコーディネーター

[著書]

『ワクワクドキドキ園庭づくり』(ぎょうせい)

『遊びの復権』(共著)(おうみ学術出版会)

保育者の「相互支援」と「学び合い」の場

〒524-0102 滋賀県 守山市 水保町1461-34 

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