環境が芸術になるとき:肌理の芸術論 高橋憲人 2026年2月28日 表題の本を読んだ。私にとっては心奮える本だった。学術書ではあるが、難解ということはなく、保育者にとっても学び多い著書であると感じる。 最近、アートマインドということを考えている私にとっては、①環境を知るということ、②アートとは単なる自己表現ではないということ、③環境の中にある可能性、を考える機会を毎朝与えてもらった(本書を読むのがその期間の朝の日課であった)。 本書は私も読んでいるティ...もっと読む
保育現場で“みる”とはどういうことか—-視線が制度に回収される瞬間 2026年2月24日 原理を平たく言うとこうなります。 私たちは子どもを見るとき、無意識のうちに“ラベル”を貼っている。 「年中だからこのくらいできるはず」 「発達特性がある子だから配慮が必要」 「困った行動」 ラベルは便利です。共有もしやすいから、会議も進む。 でも、その瞬間に“目の前の子ども”が少し見えなくなる。 たとえば、砂場で黙々と穴を掘り続ける子がいる。 「こだわりが...もっと読む
【理論編】第5回 「探索行動」の大切さ 2026年1月31日 こんにちは。 今日は「探索行動の重要性」についてお話しします。 子どもは成長の過程で、見て、触って、動いて…といった探索行動を繰り返します。 発達心理学者のエレノア・ギブソンは、赤ちゃんが「自分の環境をどう理解していくのか」 を調べるために有名な実験を行いました。 その一つが「視覚的断崖実験」です。 透明なガラス板の下に深い溝のような模様を置くと、 赤ちゃんは...もっと読む
アートマインド~最近考えたこと 2026年1月28日 雑談投稿です。 企業展開をしているある保育園にフィールドワークに行って感じがことがあります。 そこはアート活動を大切に展開しているのですが、 制作や描画を大事にしているわけではなく、 やっている保育はとても普通なんです。 だけど、「不思議だな」とか「こうやってみたらどうなるだろう?」 というマインドを大切にしていると僕は感じました。 また、必要なものがあれば、大人...もっと読む
【0〜1歳】 手足パタパタ!布団の海ごっこ 2026年1月25日 こんにちは。 久しぶりに「おうちでできる遊びシリーズ」です。 今日は、再び0〜1歳の子どもたち向けの、 布団の海ごっこ です。 0~1歳の乳児は、手足を動かし、寝返りを打ち、体の重さや揺れを感じながら、 少しずつ「自分のからだ」を知っていきます。 「布団の海ごっこ」は、そんな時期の子どもが安心して全身を動かせる遊びです。 敷いた布団の上に寝転び、大人が...もっと読む
ゲストスピーク@追手門学院大学 2026年1月24日 年が明けてすぐの頃、 追手門学院大学の有山先生の授業に呼んでもらいました。 YouTubeを一緒にやっている、親友のありやんです。 有山先生と学生3人と僕の5人、 前に出てゆるりゆるりと話すスタイル。 授業というより、雑談を意識しました。 雑談なので、あまり方向性を決めず、 子どもとか、遊びとか、スポーツ以外の話題にも広がりました。 そうこうしているうちに、...もっと読む
からだ育て放送局の第9回、配信されました 2026年1月11日 こんにちは。 第9回のからだ育て放送局 「お正月は恐怖?・・・幼児は手を使って遊ぶのが大事」 を公開しました。 https://youtu.be/efYYEdQc_Ls?si=55gsOqYElde4bX9H 小さい子どもは、ともかくじっとしていない、 何でも触りたがるし、イタズラをする。 ついつい「じっとしていないさい」と叱るけれど、 ちょっと待って。 それ...もっと読む
【実践編】第6回 ちょうど良い『待ち時間』の見つけ方 2026年1月4日 久しぶりの子育て実践編です。 今日は第6回目 「待つのは大切だけど、どのくらい待てばいいの?」 「待ちすぎて子どもがイライラしちゃった」 そんな経験はありますよね? 今日は、お子さんにとって 「ちょうど良い待ち時間」を見つけるコツをお伝えします。 「待つ」にも、ちょうど良いタイミングがあります。 これは料理と同じです。 アンダーでも...もっと読む
今年もよろしくお願いします 2026年1月2日 みなさん、新年あけましておめでとうございます。 いやぁ、箱根駅伝の往路、観ました? 青山学院大学の黒田朝日くんの走り、観ました? すごすぎますね。 一人だけ平地を走っているのか?って思うような 走りに、ただただ感動でした。 彼の凄さは言葉では言えないのですが、 アスリートって、本当に日々に積み重ねが 結果になる場合もある って営みの最たるものだと思うんです。 ...もっと読む
【一年の終わりに】「ただ、そこに居ること」の価値を分かち合いたい 2025年12月31日 今年も「保育のみかた」に寄り添ってくださり、 本当にありがとうございました。 この一年、みなさんが日々の保育の中で感じた葛藤や、 ふとした瞬間の喜びをここで共有してくださったこと、 一つひとつの言葉に心から感謝しています。 保育の現場は、いつも「何かをしなければならない(Do)」 という要求に溢れています。 子どもに伝わらずに立ち止まった日、 自分の力不足...もっと読む