こんにちは。
私が自由遊びを重視し、その充実を提案し続ける理論的背景をお話する
シリーズの第3弾です。
今日はアフォーダンスの話をしました。
アフォーダンスとは、環境が我々に提供してくれる行為の可能性のことです。
これはアメリカの知覚心理学者ギブソンが提案した概念です。
私たちは環境が持っている性質を活用して行為を成立させているのですが、
そこにどんな性質があるか、まだまだわからないことが多いわけです。
幼児期に自由に遊びながら、大人にはわからない、子どもたちにしか見えない可能性と出会い、
それを活用しながら、世界を知っていくこと。
世界は可能性に満ちていて、面白いことがたくさんあるんだということを知るには、
子どもたちが自由に、主体的に環境と出会い続けることが大切なのです。
そんなことをお話しさせてもらいました。
後半、グダグダになっていますが、その点は勘弁してください。
デジタルの世界だけで生きていくことができるのであれば、別にリアルな世界での
アフォーダンスなんてどうでも良いのかな?
おしゃべりをしながら、そんな問いを見つけてしまいましたが、
先生方はどう思いますか?