今日は何をしようかな?〜包囲環境・エージェンシー・アフォーダンス(3)

こんにちは😋
 
今週も復習ネタを踏まえながら,さらに少しだけ前進させるような話をしようと思います。
今日は9月3日にアップした「包囲環境・アフォーダンス・エージェンシー(1)」の続編です。
 
そもそも言葉が難しいので,敬遠されている可能性も否定できませんが,
前回は我々はまわりにあるもの(環境)に包まれている存在であり,
それらからの情報を知覚しながら生活をしているということ。
そして,まわりが備えている行為の可能性を利用しながら生きているという話をしました。
 
園児というエージェントが園庭に出た時,
今日は何をしようかな?
今日は色水遊びのところにいままではなかった
「黄色の花」があるから,
あれでレモンジュースを作ろう
なんて思ったりすることがあります。
 
「あそこに黄色の花がある」っていうのは,
園庭にある無数の情報の中から
その園児が抽出した情報です。
別にそれ以外のものを抽出して,
遊びの可能性を感じてもよかったわけだけど,
その子はそれを選んだわけです。
 
あらゆる場面で,
何を抽出するかはエージェントが選んでいます。
そうやってまわりと出逢いながら
我々は生きているわけですね。
 
当たり前のように「情報」
という言葉を使っていますけど,
皆さんが知っているいわゆる
「情報」とは少し違うかもしれません。
 
心理学的な情報というのは
第一次的な物,
例えば先ほどでいう「花」という存在そのもの
について伝えてくれる何かのことを言います。
先程の例であれば
花が黄色であることは
「黄色という可視光線」を通して
我々に伝わってくる情報です。
 
他にも,園児たちは
色々な情報を通してその花のことを知ります。
潰したら汁が出そうとか,花の数がたくさんあるとか。
そこから獲得しているのは,
「何ができるか」という行為の可能性です。
それがアフォーダンスと呼ばれるものです。
 
やっぱりこの手の話は難しくなりますが,
よかったらお付き合いください。
 
 
参考図書
 
 
 

保育者支援ネットワーク「保育のみかた」運営責任者

園庭づくりコーディネーター

著書 『ワクワクドキドキ園庭づくり』(ぎょうせい)『遊びの復権』(共著)(おうみ学術出版会)

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