ふたつ良いこと、さてないものよ

とっても美味しいけど、毎日食べてて良いのかな?笑

(画像 https://front-row.jp/_ct/17424770)

 

 

(1)ごあいさつ

おはようございます☀️

毎日、春らしい陽気で自分が室内にいる日々を恨めしく思います。

が、徐々に体調は戻っているので、早く外に出たいとうずうずしています。

体調がしんどい時は何も考えられませんでしたが、

回復してくるごとに感じることが多くなってきます。

 

(2)自由と管理

 

その1つが「自由と管理」についてです。

 

大学の教員って裁量労働制というのが敷かれています。

仕事に関して、ある程度「自由」が認められているってことです。

また、研究者も何かしなきゃいけないことがあるかと言われると、

いくつかの縛りはあるわけですけど、

それをどのくらいするかも含めてある程度裁量があります。

会社員と比べたら、数倍「自由」な仕事だと思います。

私自身、その生活が良くって大学に奉職しているし、

自分としてはその中でしっかりと社会に貢献していきたいと考えているわけです。

 

だけど、こうして病院内で拘束されて、全てを「管理」されてみると、

言われたことだけをやっていれば良いという安心感みたいなものはとてつもなくありますね。

もちろん、会社などの場合ノルマがあるかもしれないし、

やることなすことに難癖をつけられたりしたら地獄です。

その「管理」が気になって夜も眠れなくなります。

だから、どちらが大変とか、楽とか言いたいわけじゃないんです。

 

ただ、自由にも管理にも良い面と苦しさに繋がる面の両方があるという

ごく当たり前のことに改めて思いが至りました。

 

ふたつ良いことさてないものよ

 

です。

 

(3)ストレスフルな毎日だってプレゼント

 

その意味では、ストレスも同じです。

ストレスは心身に良くないと言われます。

過度なストレスが長く続いたら確かに良くないかもしれない。

でも、ストレスがない生活って何ですかね?

南の島でのんびりと毎日暮らしていて、お金が勝手に入ってきて、

毎日日向ぼっこしたり、魚釣りしたり、趣味のクルージングをしたりとか?

もしくは豪華客船で世界一周とかしてみる?

 

ストレスフルな毎日を経て、1ヶ月そういう日々があるというのは

すごく嬉しいと思います。毎年1ヶ月そういう日々があるのなら、

それは喜んで享受します。

 

だけど、毎日がそれしかないとしたら、それはそれでつまらない。

誰に貢献して、誰かの笑顔を作るお手伝いをして、誰かの育ちを支えることができるなら、

多少のストレスはむしろ当たり前だと僕には思えます。

その生活を送って、最期の時に笑顔で「いい人生やったわ」って言える方がいいなって僕は思います。

そんなことを考えながら病院のベッドで過ごしています。

 

(4)入院すらも神様からのプレゼント

 

子育ても、保育も、大変なことが山盛りやと思います。

幸せなんて感じられない日々だという人も多いでしょう。

どんなに苦しい日々であったとしても、その苦しさはあなた自身の解釈と行為に基づいています。

 

私の入院も古くからの信頼している友人から言わせれば

その時間は神様がくれた「強制安息日ウィーク」だそうです。

そうでもしないとお前は休まないから神様が休ませてくれたんだと。

 

入院生活すらも違った角度から見たらプレゼントです。

本当にものすごく素敵な時間だと思えば、入院生活も快適なもんです。

 

ふたつ良いことさてないものよ

 

ということは

 

ふたつ悪いことも、さてないものよ

 

です。

 

良い方を見るように意識していれば、

自然と見えてくるものです♪

 

保育者支援ネットワーク「保育のみかた」運営責任者

博士(教育学)

保育コンサルタント

園庭づくりコーディネーター

[著書]

『ワクワクドキドキ園庭づくり』(ぎょうせい)

『遊びの復権』(共著)(おうみ学術出版会)

保育者の「相互支援」と「学び合い」の場

〒524-0102 滋賀県 守山市 水保町1461-34 

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