何を、どう見守るのか?〜「分かる」から「できる」の道程

こんにちは😃
今日の保育はいかがでしたか?
 
昨日は「分かる」から「できる」へ移行する際のネガティブフェーズを、
子供が乗り越えるために大人ができることをお話ししました。
それは頑張っている姿を「見守る」ことです。
 
では、何をどう見守れば良いのか?という問いが次に立ち上がってくるのではないかと思います。
それの答えはおそらくシンプルです。
「頑張っている姿」ですよね。
 
そんな状況で園児は「頑張って」います。それをじっと見守る。穏やかに、ただ見守る。
もし失敗したら、「頑張ったね。惜しかったね。もう少しでできそうかな?もう1回やってみる?」と暖かく応援するだけ。
 
子どもの中にある「葛藤」や「悔しさ」を見守ってあげていれば、
その日にできなくても、「また明日」という気持ちになると思います。
 
 
もちろん、他の園児もいる。
20名以上のクラスを一人で担任していたら、それどころじゃないかもしれない。
でも、多少他のことを放っておいたとしても、その「頑張りを見守る時間」は大切にしたい気がします。
だって、それはその子の長い人生を支えることになる「唯一無二の時間」かもしれないのですから。
 

保育者支援ネットワーク「保育のみかた」運営責任者

博士(教育学)

保育コンサルタント

園庭づくりコーディネーター

[著書]

『ワクワクドキドキ園庭づくり』(ぎょうせい)

『遊びの復権』(共著)(おうみ学術出版会)

保育者の「相互支援」と「学び合い」の場

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