全身で風を掴む

瞬時に風を掴むスキルが求められるジャンプ競技

(写真 JOC競技紹介 より)

 

 

こんにちは😋

お疲れ様です。

 

今日はいつもと趣向を変えて、

北京オリンピックの話題で

おしゃべりをさせてもらいました。

 

 

今朝も書かせてもらいましたが、北京オリンピックのことです。

せっかくなので、私が理解できる範囲で
スポーツの話を時々はして行けたらなって思っています。
 
さて、私のことを直接は直接はご存知ない方もおられるので、
少しだけ自己紹介をさせていただきます。
 
元々、アメリカの大学と日本の大学院で
スポーツ心理学を学んでいました。
 
その後、学生アスリートを中心に
メンタルトレーニングを指導する仕事を
15年ほどやっていました。
 
アスリートが実力を発揮するための準備、
心のケアなどをすることが
主たる仕事の1つだったということになります。
 
いろんな種目に心理学の視点から関わってきた中で、
選手を常に観察し、その身体の動きから、表情から、その内面を推測し、
必要なサポートは何か?を推測しながら、話をするということを
常にしてきました。
 
さて、北京オリンピックですが、
今朝のブログでも高梨沙羅選手の話題を書かせてもらいました。
 
私はあの種目ってものすごく適応力が問われる種目だと思います。
ジャンプの踏切って一瞬で決まります。
コンマ何秒ずれても距離が全然違ってくる。
しかも、風との調整が非常に重要であり、追い風の場合、
風は選手を下に落とす方向に作用するわけです。
それに対して、身体や板の角度、手の開き方などを調整して、
1mでも飛距離を伸ばす。でも、無理しすぎてはいけないし、
最後に姿勢もしっかり取らないといけない。
 
風を掴むために、選手たちはいくつもの作業を
瞬時にしているわけです。
 
メンタリティのことで言うなら、彼女はあまり感情的になる人じゃない。
トップ選手の条件の1つです。
彼女は高い水準で非常に安定したメンタリティをしている。
その意味でも期待できる選手です。
 
ヨーロッパの選手が台頭して、
一時期みたいに試合のたびに高梨選手が優勝するみたいな
ことはありません。
ですが、コンスタントに上位をキープし続けている
その実力に期待したいところです。
 
今日はこの後、混合団体があります。
高梨沙羅選手と男子ノーマルヒルで金メダルを獲得した小林陵侑選手が
エントリーしています。
 
今晩は、ぜひ日本選手たちの勇姿を応援してください。

 

 

保育者支援ネットワーク「保育のみかた」運営責任者

博士(教育学)

保育コンサルタント

園庭づくりコーディネーター

[著書]

『ワクワクドキドキ園庭づくり』(ぎょうせい)

『遊びの復権』(共著)(おうみ学術出版会)

保育者の「相互支援」と「学び合い」の場

〒524-0102 滋賀県 守山市 水保町1461-34 

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