子どもたちが生きていく未来(3)

未来をたくましく生き抜く力の土台は人生の初めの15年で作られる

 

 

 

 

こんにちは👋

 

これまで「子どもたちが生きていく未来」と題した

コラムを2回配信してきました。

おかげさまで、反響をいただいていて、

いつも以上に多くの方にお聴きいただいている感じです。

今日はその第3弾をお送りします。

長くなりますが、お付き合いいただけたら嬉しいです。

 

BGM 『ゆるカフェ〜アロハ・ハワイ』ブライアン・ケスラーより Shine Like the Sun

 

 

ここから下は先にお読みいただいても、

音声を聞いた後にお読みいただいても結構です。

 

 

 

知識や情報はすぐに陳腐化する。
だから、どんどんリニューアルすることが求められる。
もしくは引き出しをどんどん増やす力が必要になる。
それもできるだけクオリティが高い引き出しが欲しい。
 
例えばホリエモンは典型的。
Livedoorという日本社会でデジタル社会の入り口を開けた会社を作って、
旧態然とした野球界に風穴を開けようとした。
 
逮捕とかもあったりして悪さもしていたみたいだけど、
外に出てきたらロケット事業してみたり、
Newsサイトを作ってみたりといろんなことをやっている。
 
好きとか嫌いとか個人差はあると思うけど、
リニューアルしたり、複人的にいろんな引き出しを使って価値を生み出している
 
 
21世紀をほどほどに楽しく生きて行きたければ、
リニューアル(自己刷新)力もしくは複人化力(引き出し作成力)
みたいなものが必要になる。
 
私が学生の頃、心理学では「アイデンティティ」という考え方が流行っていて、
学生時代はモラトリアムの時代と呼ばれ、自分探しみたいなことを言っていました。
 
ただ、あの考え方は欧米的だなっていまでは感じます。
神との契約が人間性の根幹にある欧米ならではだと感じます。
でも、日本ではあまりそうは考えないんじゃないかな?
対面を気にする日本人の特性からすると、社会的自己にもいろんな姿があります。
職場での自分、趣味の友達の前での自分、家族の前での自分、1人の時の自分など、
いろんな自分がいるのが当たり前じゃないですか?
だから、複人化能力と言われてもあまり違和感がない気がします。
 
これからの時代は複人化能力はこれまで以上に大切です。
ここでいう複人化というのは時系列でみた時に、
いろんなことをやってきたなぁみたいな人、
もしくは幾つもの全く違う仕事を掛け持ちするような人です。
 
「えんとつ街のプペル」という絵本を作った西野亮廣という人も、
かつてはお笑い芸人をやっていました。
でも、いろんなことがあって、絵本を作っていまは事業家のような立場になっている。
 
こういうことを考えるのは私自身がそういう人生だからかもしれません。
私は20代以降、野球コーチ、メンタルコーチ、サッカー部マネジメント、
幼児教育の研究者…
何かを成し遂げたかと言われたら大したことはしていなんですけど、
その都度流れを読み、周囲からの指導を受け、仕事をなんとかリニューアルしてきました。
 
では、人生をリニューアルしたり、複人化する能力を高めるために必要なのは何か?
そのために大事なのは…(ここは音声でお聴きいただければと思います)
 
というお話をさせてもらっています。
 
良かったらお付き合いください。
 
 

保育者支援ネットワーク「保育のみかた」運営責任者

博士(教育学)

保育コンサルタント

園庭づくりコーディネーター

[著書]

『ワクワクドキドキ園庭づくり』(ぎょうせい)

『遊びの復権』(共著)(おうみ学術出版会)

保育者の「相互支援」と「学び合い」の場

〒524-0102 滋賀県 守山市 水保町1461-34 

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