子どもたちが生きていく未来(2)

 

こんにちは😃

一昨日に引き続き、

子どもたちが生きていく未来という話の第2弾です。

若干過激な話もあるかも?ないかも?

しれませんが、大事な話がてんこ盛りです。

最後までお付き合いください👇

 

 

BGM 『ゆるカフェ〜アロハ・ハワイ』ブライアン・ケスラーより Shine Like the Sun
 
 
これからの社会の動きを捉える4つの視点
1)気候変動危機・人口の爆発的増加(日本では減少)・宇宙開発
2)業界再編
3)VUCAな世の中で生き残る力
4)キャリアデザイン力
 
一昨日は1)と2)の話を中心にしていますので、
そちらをまだお聞きになっていない方は
そちらから始めていただけると良いかと思います。
 
今日は3)と4)です。
 
3)VUCAな世の中とは
Volatile(激動)
Uncertain(不確実)
Complex(複雑)and
Ambiguous(はっきりしない)の4つの頭文字をまとめた、
つまりはっきりしなくて難しい社会ということです。
 
20世紀はゴールがはっきりしていて、わかりやすい世の中だった。
しかし、いまはそうはいかない。
あらゆるものが個人化しているし、
人工的に作られた結婚などの制度だけでなく、
自然に備わっている性別のようなものでさえも、
価値観によっていかようにでも変化させることが当たり前な世の中です。
 
4)キャリアデザイン力
そんな社会にあって、1つの会社でずっとキャリアを全うすることはなくなってきたし、
どこかに忠誠を誓うという感じでもなくなってきた。
時代の変化が早い中で会社が長く続くかどうかわからないし、
自分が持っているスキルもあっという間に陳腐化してしまうかもしれないですよね。
そうなると、男女ともに自分の人生をデザインする力が必要になる。
 
子どもを産んで育てるということが女性という性別に張り付いていた時代が終わりを迎え、
胎内で子どもを育て、産むのは女性の役割だが、母性を担うことが女性の役割とは限らなくなる。
 
男女ともにキャリアをデザインして、それぞれパートナーとして一緒に暮らしながらも、
役割分担をしながらお互いのキャリアを支えながら生きていくことになります。
 
 
いま、皆さんはコロナ、コロナと心を奪われていますが、
コロナは単にこの時代の変化を加速させただけの出来事であって、
そんなことを気にしていてはダメです。
 
第二次世界大戦の後、
そこから社会を安定させていくための手段として
資本主義(民主主義)と共産主義(社会主義)という二大勢力に分かれました。
 
同じように、コロナ後は
アメリカ型資本主義と中国型資本主義に
分かれていくことになると思われます。
 
こういう社会が近未来的には想像できる社会。
さらにそのさきに何が起こるのかは現時点ではわからない。
 
そんな時代を生きていくのは私たちじゃない。
子どもたちです。
そのことを見据えた保育や教育のあり方をもっと真剣に、
本気になって考えなくっちゃいけないと思っています。
 
 

保育者支援ネットワーク「保育のみかた」運営責任者

博士(教育学)

保育コンサルタント

園庭づくりコーディネーター

[著書]

『ワクワクドキドキ園庭づくり』(ぎょうせい)

『遊びの復権』(共著)(おうみ学術出版会)

保育者の「相互支援」と「学び合い」の場

〒524-0102 滋賀県 守山市 水保町1461-34 

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