運動好きを育てる2歳頃の工夫

身体を動かすことが好き、もしくは面倒臭がらないことはものすごく大切なことである。なぜなら、何かを知るということは身体を通して行われることだからだ。特に幼児期はそうである。身体を動かすことというのは決してスポーツのことではない。お部屋の片付けでも、お皿洗いでも、絵本室に絵本を取りに行くことでも構わない。とにかく私たちは身体を動かさない限り生きられない。なのに、現代人は怠惰だ。身体を動...もっと読む

最後に大人が勝たないということ

昨日、京都府スポーツ協会主催のイベントでパネルディスカッションにコーディネーターとして参加した。私の背景をご存知ない方が多いと思うので、少しだけご説明をさせていただくと、元々私はスポーツ心理学という学問領域で研究活動をしていた。そのため、いまでもその頃の仲間と仲良くお付き合いをさせていただいており、運動・スポーツを通した社会のあり方や人間のwell-beingへの貢献について議論をする...もっと読む

経験を共有する

昨日再放送されていたNHKクローズアップ現代の「不適切保育」に関する番組 https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/episode/te/7237J4ML89/ 家族LINEに「誰か帰れたら録画しておいて〜」 と送ったら、娘がギリギリ帰宅したようで、 奇跡の録画成功! 今朝、さっそく視聴した。 内容的には制度的な問題提起をし...もっと読む

NHKのクローズアップ現代で不適切保育が特集されたそうです

こんな文言で始まるホームページと出会った。「相次いで発覚する“不適切保育”に、深刻な保育士不足… 未来を担う子どもたちにまつわる暗いニュースが多く、不安な気持ちになる人たちも多いのではないでしょうか。」 「ニッポンの保育は本当に大丈夫?」海外の保育制度に詳しい専門家に聞いてみた。 https://www.nhk.or.jp/gendai/comment/0028/topic035...もっと読む

「こどもに触れる」を考える

こどもに触れるということを考えてみたい。私たちはややもすると何の気なしに子どもに触れている。「ちょっとこっちに来て」、「ちょっと待って」などと言いながら、こどもに触れている。このことは考える必要のない,他愛のないことなのだろうか.もしくは,何らかの問題を孕んでいるのだろうか.私は保育という営みの中で,考えるべき問題を孕んだ行為だと認識している. そう考える理由としての最大のものは...もっと読む

【勉強会】第4回勉強会のお知らせ

こんにちは. 第4回の勉強会のお知らせです. いつもと場所が違うので,ご注意ください. 日時 1月27日(金)18:30-20:30 場所 スペースKARIBA(JR野洲駅から徒歩2分) https://www.instabase.jp/space/2105445188?ref=history_nav?ref=history_nav 参加費 1,000円 懇親会 いつものよう...もっと読む

子どもの人権-失敗体験とエンパワーメント

(1)子どもに保障される権利 現在,これまで受けてきたアカデミックな訓練とは異なる領域のことを学んでいる. それは「子どもの権利」についてだ. これまではあまり出会うことがなかった領域. なんでもそうだが,学んでみると次第に重要性と面白さが見えてくる. 私が感じていた違和感の根と これから進むべき道がそこにあった. これまでの社会では,子どもは保護されるべき対...もっと読む

人類史的スケールで子育てを考える

(1)はじめに この正月休みに前京大総長の山極寿一氏が一般向けに書いた新書 『スマホを捨てたい子どもたち』 を読んだ. ゴリラとともに生活をしながら研究を進めてきた先生ならではの視点から 人間の特性を踏まえ,スマホによる懸念を提言している. (スマホの話とは関係ないのだが) その中で,人間における食の特殊性とそれがもたらした子育て形態の話が興味深い. 人...もっと読む

子どもの意見を汲み取るのは難しい

謹賀新年🎍 みなさま,新年を穏やかに過ごされているでしょうか? 本年も変わらないスタンスで 皆さんと共に保育のことを考えていければ良いなと思っています. 本年もどうぞよろしくお願いいたします. (1)はじめに〜「こどもまんなか社会」の構築に向けて 子どもと向き合うということはどういうことなんだろうか? ある会議で,子どもの意見を聞く...もっと読む

今年も1年ありがとうございました

今年最後の投稿です. 今年も1年大変お世話になりました. 最後の投稿になります. 100%,完全に雑談ですが…笑 来年は,これまでとは違う取り組みに着手します. 活動エリアを拡大して子どもの環境をより多角的に捉え, そして子どもの環境,子どもと共に暮らす人たちの環境を 整える作業に没頭することになりそうです. 来年も,どうぞよろしくお願い致します....もっと読む
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