見守る保育って、何を見守るの?

見守る保育は何を育てているのだろうか…う〜ん、考えちゃう🤔

(画像 オーギュスト・ロダンの「考える人」は、一体何を考えているの?

 

 

こんにちは。

ここのところオリンピックのネタばかりでしたが、

今日は幼児教育の話をしたいと思います。

 

「見守る保育」ということがよく言われます。

これは、私自身の持論でもあります。

これは保育に限ったことではなく、

大学教育でも同じだと私自身は考えています。

 

ちょっと話を一旦逸らしますが…

これまでも考察してきたように、

これからの時代は

学びを深めた人、

継続的に学び続けている人

が強い時代にますますなっていくと思います。

 

ただ、これまでとは学び方が変わってくる。

出された問題への正解を素早く求める力

だけではなく、

曖昧な状況の中で思考の枠組みを定めて問題を見つける力

幾つもの条件を踏まえてベターな回答を作り出す力

その過程を仲間と共に構築する力

などが必要になってくる気がします。

 

その土台にあるのは「考える力」だろうと思います。

この4月から高校の学習指導要領も変わって

「探究」が1つの目玉になっています。

これも「考える力」の発展だろうと思います。

 

では、皆さんは「考える」って何をすることか

ご存知ですか?

 

20代前半くらいの方達が小学生だった頃、

学校では「考える力」を育てるということを

してきていたはずですが、

考える力はついていますか?

 

「見守る保育」というのは、

単に見守っているだけではなく、

園児が「考える力」を育てる土台を作っている

ということなんじゃないかなって思います。

 

では,「考える力」とは何ができる力なのか?

 

良かったら音声をお楽しみください。

 

 

 

(参考文献 日本語練習帳 大野晋著 岩波新書)

 

(BGM  It’s so easy  by  Bryan Tolentino アルバム『海カフェ・ラブ』 より)

保育者支援ネットワーク「保育のみかた」運営責任者

博士(教育学)

保育コンサルタント

園庭づくりコーディネーター

[著書]

『ワクワクドキドキ園庭づくり』(ぎょうせい)

『遊びの復権』(共著)(おうみ学術出版会)

保育者の「相互支援」と「学び合い」の場

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