*音声はありません
俵万智さんの『生きる言葉』という本が届いた。
手に取ってすぐに惹き込まれてしまった。
この人はなぜこんなにも届く言葉を持っているのだろうか?
本書の冒頭
子育ての時にお子さんが発した最初の言葉
パン
のエピソードから話が始まる。
詳しいエピソードはさておき、
その一言はヘレンケラーが発したかの有名な
Water
に匹敵するというのだ。
なるほど、確かにそうだ。
そこから子たちの世界が一気に広がる。
僕は自分の子どもたちが最初に発した一言を
全く知らない。
みなさんは、その一言をご存知だろうか?
そこから世界が広がっていった時間を、
子たちの経験を、僕は見逃してしまった。
そんなことを感じた朝だった。