中高生のいじめ、問題の根は幼少期?

ネットいじめを未然に防ぐためにも幼少期を大切にしたい

 

 

 

 

おはようございます 😀 

 

皆さんはオンラインゲームってやりますか?

私はそもそもゲームをやらないので、

全くわからないのですが、

中高生から大学生などの若者は当たり前のように

やっているようですね。

 

そんな中、興味深い記事を発見しました。

 

ゲームでのネットいじめが急増

 

というニュースが京都新聞で掲載され、

Yahoo!ニュースでもトップで紹介されていました。

 

この研究をされている佛教大学副学長の

原清治先生は教育学の大家で、

私もよくご一緒させていただく先生です。

 

私がPTA関係で役を仰せつかっている関係で、

今年度も県内のあちこちでの講演を依頼させていただきました。

 

そのご講演でもいじめ問題がバーチャル空間で展開されている話は

されていたのですが、今回はそれがSNSではなくオンラインゲーム

で展開されていることがわかったようです。

 

この話をPTA関係で一緒に活動しているお母さんたちと共有したら、

確かにゲームの問題はけっこうあるとおっしゃってました。

 

ゲームの中で起こっていることは大人にはわからない。

子どもたちにとってはある種の自由空間。

悪意がなくても、いろんな振る舞い方を試す場にもなっている。

それが「ウケる」とか「ヤバい」などと評価されると

調子に乗ってやってしまうってこともある。

 

その辺り、リアルであれば大人もまだ気づく可能性があるけど、

バーチャルとなると難しいよね。

 

起こってしまった問題をどうするか?

というのは非常に大事なテーマなのですが、

ここではそもそもその問題が起こらないようにする

ということを考えてみたいと思います。

 

そこで大事になってくるのは

「リアル空間での生活習慣をどうするか?」という点ですね。

 

記事の中でも原先生がリアルな対話の大切さを話されていますが、

大人ができることはそこなんでしょうね。

バーチャル世界が広がるほどに

リアルな世界のあり方が問われることになる。

 

生活の中で起こるあらゆる問題って

それが起こってから対処しようとする人がほとんど。

でも、多くの問題は

基礎的な問題の具現化であることがほとんど。

本来的には基礎問題のところが起こらないようにしたい。

 

と考えた場合、

ゲーム問題の根っこは幼少期からの生活のあり方

にあるんじゃないかって私は考えます。

 

特に大切なのは、

記事にも書かれていた「ルール」のこと。

ルール問題って幼児教育でもすごく大切な1つのテーマです。

 

日本の場合、

ほとんどのケースでは単にルールを守ることを重視します。

でも、実はルールというのは「作る」という営みが重要です。

日本人はルールメイキングへの意識が低いですが、

ヨーロッパなどはその辺りの意識が格段に違います。

*参考記事* 

ルールは我々が作る ヨーロッパの強かさがわかる、

その脱炭素戦略

 

私たちはルールは守るものという考え方が強い。

規範意識と言われる時、それはルールを守ることしか

指していない。

 

でも、ルールはそもそも人がつくるもの。

ルールづくりは社会(組織)づくりであり、

ルールを作ることは社会システムを作ることになります。

その意識を持ち、どんなルールをクリエイトするか

をもっともっと考える必要がある。

 

政治は堅苦しくて嫌とか

ルールの話をすると保守的だとかいう人がいますが、

政治ってまさにルールメイキングです。

ルールを考えることは実はクリエイティブな営みのはずなんです。

だけど、我々日本人にはその感覚がほとんどありません。

 

幼児教育でも遊んでいる最中にルールづくりをします。

自宅でもゲームの使い方などのルールづくりがあります。

そこで園児と先生、子どもたちと親が何をどう話すか?

 

子どもたちがどうルールを考え、

なぜそういうルールにしようとするか?

しっかりと対話をすることが求められます。

 

親が定めたルールを子どもが守らされるだけじゃなく、

子ども自身がルールメイキングに参加するように

大人が意識すること。

そのことが重要になると私は考えます。

 

 

 

では、今日も楽しくいきましょ〜😋

行ってらっしゃい👋

 

 

(画像 サイバーセキュリティ情報局より)