うちの園では、たけのこの時期になったら、竹林のあるお寺に行くことが、5歳児のカリキュラムに入っています。だから、兄弟姉妹がある家族では、毎年、たけのこのことが話題になるそうです。園と、地域と、家庭がつながるを実感し、続けるって大事だなと改めて思います。
そして、今年、5歳児の先生から提案がありました。”いつも目的地に行くことに必死で 道中楽しめてないんですよね 目的地のない散歩をしてみようと思う” なるほどそれいいね
園の近くの小道や川沿い、土手や歩道、どっちに行ってみる?なんて子どもに聞きながら進んでいくのです。2回目に行く時は、もう少し小さな集団の方がいいのでは、やっぱり下見は必要だ、簡単な地図を子どもが持ったらどうなるかななど、先生たちのやってみようが感じられました。
散歩から帰ってきた子どもたちは、川に魚がいたと言いながら 自分の地図に魚の絵を書き込んでいました。
いい地図ができたね と声をかけると 少し間があってから、
マップだよ と返事が返ってきて大笑いしましたが、本当にそれぞれ違うマップになっていました。
春のバス遠足を思い切ってやめて、どんどん地域に出かけよう という考え 良かったんじゃないかな!