クレーマーとの時間を有意義にする

 

こんにちは。

 

一気に秋ですねぇ🍁

って、昨日も書いた気がするが…笑

今朝は寒くて目が覚めました。

 

さて、今日はクレーマーというか、

意見(文句?愚痴?)を言ってくる人をどうにか活かせないものか?

というお話です。

 

 

 

どの園でも、ちょっと意見を言ってくる人がいたり、

自分の家での愚痴を延々とおしゃべりしたり、

「それは園に言われても知らんわ」

と言いたくなるような人っていますよね(笑)

 

表立って「いる、いる!」って言えなくても、

心の中でイメージしていただいたら結構です(笑)

 

 

多くの場合、管理職が対応することになると思いますが、

無下に扱うわけにはいかないし、

話は聞かなきゃいけない。

みたいになりますよね。

 

もちろん、前向きな問題提起だったり、頻度が高くない場合は

しっかりと耳を傾ける必要があります。

ただ、毎日毎日だったり、1回が長かったり、

解決の方向なんてないような、単なる愚痴だったりするケースも…

そうなると、単なるおしゃべり相手みたいになっちゃってる。

「こっちは忙しいねん。ええ加減にせぇや」って叫びたくなります。

 

でも、これをトレーニングタイムだと思えたら…

だいたい、トレーニングってものは普通以上の負荷を身体にかけることで、

身体を強くしていくものです。

同じ理屈が身体だけでなく、心理的なものにも通用すると仮定すると、

心に一定以上の負荷をかけることで、何かが強くなるはずです。

 

でも、保護者の愚痴・(文句に近い)クレームを単なる「忍耐」で片付ける

だけでは、保育者としての能力向上は限られてしまいます。

違う負荷をかけることで、色々な能力向上につながらないか?

と考えるわけです。

 

相手のタイプにもよると思いますが、私が思いつく方法がいくつかあるので、

今日はそれをご紹介します。

 

1)あいづちの訓練として使う

会話の中で、あいづちってめちゃくちゃ大事じゃないですか?

それによって、相手の気分はいかようにでも変化させられます。

そこで、実験的にあいづちの打ち方を変えて、

相手の変化を観察するのです。

 

基本的にあいづちは「さしすせそ」です。

さ さすがですね

し 知らなかった(です)

す すごいなぁ・素晴らしい!・素敵!

せ センスが良いですね・せっかくなので(なのに)

そ それで、それで?それから?

 

これを多用するだけで、「先生はわかってくれている」って

なる確率は高まります。会話の冒頭はこれを使って、

楽しそうに、明るい気分を引き出すように心がけます。

ただ、これをしすぎると滞在時間は確実に長くなります(笑)

 

なので、後は他の先生に15分くらいしたら呼びにきてって

あらかじめ頼んでおいて「ごめんね。また話聞かせて」と言って

終わらせちゃうっていう手が良いのかな?って気がします。

 

2)研修素材として使う

若手の先生には荷が重い可能性はもちろんありますが、

若手の先生に対応をしてもらうという手が考えられるかもしれません。

うまく対応できなくても、笑顔で「へぇ、そうなんですかぁ」とか

言いながら、ダメもとで次にあげる「分析」をしてみるという方法です。

 

一種の賭けですけどね。

余計なトラブルにならないと良いですが…

 

3)分析ツールとして使う

一番良いのは3つ目の「分析」対象として活用するということです。

主張の妥当性がどのくらいあるかは心もとないですが、

相手が主張する内容を分析することで、こちらの人間理解力を高める教材とする方法です。

 

例えば、

①相手が主張しているテーマ

②問題の概要

③こちらから提示した内容

④主張時の感情(相手・自分)

くらいをエクセルでも使ってまとめておくと、かなり使えるデータになるかもしれません。

具体例

①先生の我が子への対応について

②我が子への対応が他の子への対応と比べてあっさりしていて、声かけの頻度も少ない。

 子どもも、先生とお話ししなかったと言ったりする日がある。

③そんなことはないかもしれない。じっくりと話をしない日はあっても、制作物を見て、

 「上手にできたね。これは何?」などの投げかけをしているのではないか。

④(相手)要救助(お母さん自身が?)・(自分)また自分の話に繋がるんちゃうか?既視感

 

こういう視点を持っておくと、他の方と話をする能力も上がります。

しかも、おしゃべりする時間がストレスにならないのは、お互いにとって充実度が上がりますからね。

 

最後に…

もしこれを保護者の皆さんが読んでいたとしたら、

「先生たちはそんなことを思ってるんかい?」

なんて思ってしまうかもしれませんが、所詮私個人が言っていることですので、

あまり真面目に受け取らないでください。

お父さん・お母さんは園の先生に聞いてもらいたいことがあれば、

礼儀とマナーを守ってお話しすれば良いのです。

 

礼儀とマナーさえ守られていたら、先生方はちゃんと聞いてくれますし、

真剣に一緒に悩んでくれます。

上記は、あくまでもそれが守られない人への対応ということです。

「私の話もそうなの?」と思った人がいるとするなら、

その方は多分大丈夫です。

 

では、今日はこの辺りで👋

 

保育者支援ネットワーク「保育のみかた」運営責任者

博士(教育学)

保育コンサルタント

園庭づくりコーディネーター

[著書]

『ワクワクドキドキ園庭づくり』(ぎょうせい)

『遊びの復権』(共著)(おうみ学術出版会)

保育者の「相互支援」と「学び合い」の場

〒524-0102 滋賀県 守山市 水保町1461-34 

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