楽しくてどんどんやりたくなる学びの工夫

学問の神様を祀る太宰府天満宮👆

 

 

 

おはようございます☃️

 

皆さん、勉強をする時って

どんな工夫をしていますか?

 

目的にもよると思いますけど…

本を読む

人に尋ねるようにしている

何回も繰り返し書く

など

各人で工夫の仕方はあるだろうと思います。

 

私は大学を22歳で卒業した後、

23歳から25歳までアメリカの

メリーランド州というところに留学しておりました。

留学する前はあまり何も考えずに

勉強をしていたのですが、

アメリカの大学は勉強量が半端じゃない。

 

そこでするようになった工夫が

全体像を一旦バクッと掴む

という方法です。

 

アメリカの場合、でっかい教科書を使って、

1週間に30〜50ページくらい進みます。

量が半端じゃない。しかもだいたい毎月試験がある。

ってなると、いっつも試験中みたいなイメージなんです。

しかも予習文化なんで、

あらかじめその30〜50ページを読んで

理解してから授業に行かないとついていけないんです。

 

だから、勉強するときは

まず今週の範囲をバクっと掴みます。

ノートの右側に全体像を数行で書いておく。

 

授業中には

左側のページに黒板に書かれたことやスライドの内容を書き、

右側の余った部分には自分で調べたことやわからなかったことを

どんどん書き足すようにしていました。

 

これをすると

常に前後左右のつながりが意識できて、

視野が狭くなりすぎない

ってのがメリットなんですよね。

 

 

何かを理解する際、物事の入れ子を意識しながら、

まず全体のイメージをバクっとまとめて

全体像から少しずつ細かな内容に落とし込んで理解をしていく

って感じにした方がやりやすいってことです。

 

 

先日、中3の娘と話している時にも、

新石器時代〜奈良時代までのざっくりとした流れを

説明する遊びみたいなことをやっていました。

 

人類が誕生し、長い間狩猟をしていた(道具が生まれた)のが、

農耕技術が生まれたことで定住するようになる。

定住すると次第に集団が大きくなり、クニが誕生する。

クニには大小いろいろなものがあり、その最大のものが邪馬台国であった。

邪馬台国には卑弥呼という有力者がいた…

 

みたいな感じです。

20万年前から1,500年前くらいまでを一気に

バクっと理解するってイメージです。

 

そうやって遊ぶと

案外記憶にも残るし、

頭の中も整理しやすいんですよね。

 

もちろん、それぞれに起こったことが詳しくあるわけで、

道具は打製石器だとか、縄文土器と弥生土器があって、

弥生土器は薄くて丈夫な技術が編み出されていたとか

そんなことも出てくるわけです。

 

ちょっとした工夫なんですけど、

そうやっていると気になることが自然と生まれ、

勉強が楽しくなってくるから不思議です。

 

 

学生時代にどのくらい勉強したかってことなんかより、

大人になってからどのくらい学ぶかが

人生の豊かさを左右します。

そのためには自分なりの

「学び方」

を持っていることが大切。

 

それを持っているだけで、

本当に人生は豊かになると思います。

 

私は他にも

 

わからないことと出会えたら、最初から調べない

動きながら勉強する(散歩しながら考え事、現地に行って学ぶetc)

 

最近の工夫は…

新しいことはマンガで勉強

YouTube(音声メディア全般)は2倍速で聴く

 

などなど、幾つかの学び方を実践しています。

 

皆さんの学び方は何ですか?

良かったら、教えてください。

コラムへのコメント・感想

では、今日も学び多き1日にしましょう💪

行ってらっしゃい👋

保育者支援ネットワーク「保育のみかた」運営責任者

博士(教育学)

保育コンサルタント

園庭づくりコーディネーター

[著書]

『ワクワクドキドキ園庭づくり』(ぎょうせい)

『遊びの復権』(共著)(おうみ学術出版会)

保育者の「相互支援」と「学び合い」の場

〒524-0102 滋賀県 守山市 水保町1461-34 

Mail: daihyo@studioflap.or.jp